パソコン活用術>仮想メモリをオフにして動作の安定と高速化を図ろう！【実践編】

それでは実際に仮想メモリの機能をオフにしましょう。
ちなみに、物理メモリの容量が明らかに低い場合は
この作業はしないほうがよいでしょう。

まず［windows］+［Pause/Break］を押して
システムの詳細画面を表示します。
Windows7の場合はこの画面から［システムの詳細設定］へ。

ここから［詳細設定］→［パフォーマンス］→
［詳細設定］→［仮想メモリ］→［変更］
これで仮想メモリの詳細設定画面が開きます。

仮想メモリが置かれているCドライブを選択し、
［ページングファイル無し］にチェックして
［設定］をクリック。
これで仮想メモリ機能のオフ設定は完了です。

目に見えるようには変わらないかもしれませんが、
パソコンの処理が重くなるファイルの断片化といった
問題が生じなくなりますので、なかなか有用な設定です。

もし仮想メモリをオフにしてから、
「仮想メモリの最小値が低すぎます」といったような
表示が出てしまった際は、設定を元に戻すか
仮想メモリを別のドライブ（Dドライブなど）に
設定しなおしましょう。

仮想メモリを別のドライブに設定するには、
仮想メモリの設定画面からDドライブなどを選択し、
［システム管理サイズ］にチェックして［設定］です。